2012年に第二次安倍内閣がスタートしましたが、このときにある経済政策を安倍首相が表明しました。
安倍首相が表明したこの経済政策は日本国内のみならず、アメリカをはじめとする国外でも有名になっています。

この経済政策が最も重要視しているのはデフレの脱却です。
デフレの脱却という目標を果すために、3本の柱を軸にしているのがこの経済政策の特徴です。

ここまでいうとこの経済政策がなんなのかおわかりの人もいるでしょうが、アベノミクスといいます。
アベノミックスや安倍のミクスという表記が使用されることもありますが、最も使用されているのはやはりアベノミクスでしょう。

なお、このアベノミクスという言葉は造語だということをご存知でしょうか。
安倍首相の名字とエコノミックスという言葉を組み合わせて作られた言葉なのです。
また、アメリカのレーガン元大統領の経済政策であるレーガノミクスという言葉からきているというのもよく知られていることです。

先述のとおり、安倍首相が表明した経済政策は3本の柱を軸にしているわけですが、この基本方針には大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略が含まれています。
制限を設けない量的緩和、円高の是正、2%の物価上昇、大型公共投資、日本銀行法の改正など、多くのことが盛り込まれているのです。

ちなみに、このアベノミクスの影響により、株高円安の現象が進んでいて、世間から大変な注目を集めています。