株主優待の内容によって購入する銘柄を決めるという個人投資家は、少なくありません。 株式投資をする最大の目的は、株式を売買することによって「利益を得る」ことです。
それとともに個人投資家にとっては株主優待も楽しみのひとつであり、そもそも優待を目的として投資をしているという方も少なくありません。 企業でもそれを利用して、個人投資家を集めるために魅力的な株主優待を実施しているケースがたくさんあります。
株主優待で人気のある企業についてはランキングデータがあり、上位にランクインされている企業は食品会社が圧倒的に多くなっています。
<優待の内容について>
優待の内容としては、1,000円から5,000円程度の自社製品が多くみられます。
また、外食産業では食事の優待券などが配られています。 レジャー産業も人気があり、施設を無料で利用することのできる優待券などが人気になっています。
製薬会社や化粧品会社でも株主優待の品物として自社製品が配られていますし、あまり一般の消費者に縁のない製品を取り扱っている会社では、 一般の店舗で利用することのできるギフトカードを用意している場合もあります。 大手家電量販店などではそれぞれの店舗で利用することのできる買物の優待券、鉄道会社や航空会社では乗車券や搭乗券を購入するときの優待券、 観光施設の招待付乗車券なども見られます。
個人投資家にとっては金銭で受ける配当とは別の楽しみにもなるため、その内容を確かめて投資する企業を選ぶこともまた良いかもしれません。