NISAの良いところは、各個人ごとにNISA口座を持つことができるという点になります。
一家庭に一つという場合には、旦那さんや親などに買いたい株を買ってもらうということができません。
しかし、NISAは各個人ごとに使うことができるので、親や旦那さん、子供、兄弟など親戚に頼むということができます。
この株は絶対上がりそうだから、買っておきたいけれど、NISAで使えるのは100万円までだから100万円で済ますかという事態も防ぐことが可能です。
株に一切興味のない旦那さんに頼んで、NISA用の口座を作ってもらい、そこでもう100万円投資するなど、色々と節税対策ができます。
さらに、ニーサは旦那さんと親まで合わせるとかなりの節税になります。
例えば、500万円をある株に投資して、1.5倍となり、250万円ほどもうかったとします。
そういった場合には、かなりの税金がかかってしまい、50万円は税金として持ってかれます。
旦那に100万円、自分の両親にそれぞれ100万円ずつ、旦那の親にも頼んで100万円とNISA口座で分散しておけば、50万円丸ごと自分のものになります。
2014年からは税金が20%となっているので、NISAを使った方が明らかに得になることが多いと言えるでしょう。
NISAには、株式をやってみる人を増やすための制度という部分もあります。
旦那にNISAを頼んでみたら、意外と興味を持ち、株式を始めたという事例なども出てくるでしょう。
積極的に旦那さんや親にNISA口座を作ってもらった方が、NISAの趣旨にも合っていると言えます。