投資をはじめようと思うとまずは基本的なことから勉強していこうという人がほとんどですが、わからないことがたくさんありすぎて頭を抱えてしまう人が少なくありません。
実際のところ把握しておいたほうがいいことは多くあるのですが、これから投資をはじめる人が知っておいたほうがいい制度があります。

今はNISA(ニーサ)といわれていますが、個人投資家を対象にした制度があるのです。
今後投資をスタートする人にとって非常に関わりの深い大事な制度ですので、これはしっかりと押さえておきたいところです。

NISAは税制優遇制度なのですが、1年間のうち決められた金額までの証券投資の利子配当所得、譲渡益の税金がかからないというものなのです。
税金がかかるということは自分にとって不利益なわけですから、これがなくなるというのはいいことだというのはわかるのではないでしょうか。

また、NISAは正しくは少額投資非課税制度と呼びますが、参考にしているのはイギリスのISA(個人貯蓄口座のこと)なのです。
そのため、イギリスのISAということで従来は日本版ISAという名称が使用されていました。

しかしながら、日本版ISAという名称は今では古いものとなっています。
というのも、2013年からは先述したNISAという呼び方が正式なものとなっているからです。
この少額投資非課税制度のことを調べようとしたとき、日本版ISAとNISAがあって頭が混乱するという人もいるでしょうが、どちらも同じものなのだということを頭に入れておきましょう。