少額投資非課税口座のことをNISAといいますが、これを利用するためには口座を開設しなくてはいけません。
投資関連の口座開設というとはじめての人にとってハードルが高いものと思えるかもしれませんが、それほど複雑なことをするわけではないので安心しましょう。
まず、NISA口座を開設したいところに住民票の写しのような必要書類の提出を行います。
その後、書類を受け取った会社は税務署に申請を行い、問題がなければ税務署からの承認が受けられます。
あとは口座開設の申請を行った会社が利用希望者の口座を開設し、口座が作られたことが通知されるという流れになります。
ここまでの説明を見るとわかるかもしれませんが、自分でしないといけないのは必要書類の提出だけということになります。
まるで銀行口座を開設するようにNISAの口座を作ることができますので、手軽さを感じられるのではないでしょうか。
ちなみに、このNISAというのは日本版ISAのことを指しているのです。
そのため、日本版ISAといったらNISA、NISAといったら日本版ISAのことをいうというのを頭に入れておくといいでしょう。
また、NISA口座の開設、日本版ISAの口座開設は、いくらでも可能というわけではない点には注意が必要です。
ルールとして日本版ISAの口座開設は1人1口座と決められていますので、これから利用することを検討している人は覚えておきましょう。
そのほか、住民票のような必要書類には半年以内に発行されたもののように決まりがありますので、この点にも気を付けましょう。