株式会社の株価がお得かどうかを判断する材料として、PERというものがあります。このPERは、会社だけのものだけではなく、相場全体全体を見てみる必要もあります。
PERを見て株の買い時かを判断することは、安全な投資につながります。そのため、株価それ自体も大事なものではありますが、それだけでは足りないものとなります。

株を買うということで最も大切な事は、その株がいかに安全性の高い株であるか否かということにあります。そしてそれが、お買い得であるかということも、とても大切なことなのです。
PERは、そんな、安全性のある株価どうかということも知る事ができます。
PERというと会社のものを想像してしまいがちですが、相場や、業種全体のPERが大体どのくらいかという数値を見ることも大切です。
PERというものは、マイナスになっている銘柄は赤字を出している企業ということです。
しかしながらこれは、土地売却損益や、株式譲渡損益など、業績とは関係のない特別損益も関係してきます。
PERの少しの上下運動はあまり参考になりません。

そしてこのPERというものは、銘柄のセクターによって平均値があります。正直他の業種と比べてしまうと、割安感を調べるのは難しいのですが、
自動車企業は15倍前後、海運業は6〜9倍の、そしてマスコミは25倍、新興企業は50倍〜100倍くらいで平均であるというのです。

そして相場全体が加熱することによって、割安感があったようなPERの平均値も押し上げられます。
実はPERを基準に投資をする際は、当期PERを見るよりも、来期予想PERを見ることが大切とされています。