株式市場にはファンドというものがあり、これは、株式取引をファンドマネージャーという人にお任せして、自分の資産を投資してもらうというものです。
自分の代わりに資産を運用してもらって、それで取引をしてもらうものですから、ファンドには信用というものが必要です。この信用は、ファンドの価値を決めているといっても良いほどで、人気がない、きちんと儲けてくれないファンドは、もちろん皆投資をしません。
そこで気になるのが、どこのファンドならばきちんと儲けてもらえるか。です。
ファンドマネージャーも信頼がおけるところであってこそ、投資のしがいがあり、また人気もあります。
そういった、信頼ができるファンドを評価して、表彰までするため、モーニングスターの「ファンド・オブ・ザ・イヤー」というものがあります。
これは毎年行われているもので、モーニングスターによって、国内追加型株式投資信託を対象にして、そのリスクや、リターン、つまり儲け、そして運用調整体制を評価して、ファンド・オブ・ザ・イヤーに選考してくれるというものになります。
ファンドという組織にとって、この、ファンド・オブ・ザ・イヤーとして評価されるのは、とても名誉なことです。受賞する事によって、多くの顧客を集めていくことができるわけで、ファンドも必死に受賞される事を目指しています。
そして、このファンド・オブ・ザ・イヤーに受賞されているファンドならば安心。ということになりますが、人気があるファンド、儲かるファンドとは、結構高い投資金額になります。
それだけ、ファンドの信頼を買う。ということになるわけなのです。