株をやる人たちの多くは、利益を得ることを目的としています。
端的にいうとお金儲けのためにやっているといえますが、これから株をやってみたいと思っている人は、まずは株で利益を得る仕組みを理解しておくことがたいせつです。

株で得られる利益には大きくわけて2種類あります。
キャピタルゲインとインカムゲインがあるのですが、これらがどういうものなのかを知ると、利益を得る仕組みが見えてきます。

まずはキャピタルゲインですが、これは株の売買の差額で儲けが出るもののことをいいます。
株価が安いタイミングで購入し、高いタイミングで売却すると利益が発生するのです。
100円のものを購入して110円になったらプラス10円になる、これがキャピタルゲインと理解しておくと良いでしょう。

次にインカムゲインですが、これは株を持っていることで得られるもののことをいいます。
なお、インカムゲインには配当金と株主優待があり、それぞれ異なる特徴があるのです。

まず配当金に関してですが、これは株を保有している企業に利益が発生した場合、その一部が株を保有している株主に還元されるものです。
株というのは複数持つことができるのですが、還元される金額は持っている株の数が多いほど高くなります。
それから株主優待についてですが、これは株を保有している企業の商品券、割引券などを1年に1回、または何回か受け取ることができるものです。

どうやって株って儲かるの?と思っている人は、このような仕組みで株を保有している人に利益がもたらされるということを覚えておくと良いでしょう。