以前は資産運用というと、中年の人でなおかつお金に余裕のある富裕層がしているものだというイメージが強かったです。
ですが、最近は中流層のある程度若い人で、資産運用をする人も多くなりました。
これは、将来に対しての不安と少しでもお金を増やして安定性のある生活をしたいという表れではないでしょうか。

資産を増やすために、株式投資をするのであれば、株式投資で利益を出しやすくする必要があります。
また、株式投資をする場合、外貨為替取引とは違い、短いスパンで利益を出そうと考えるのではなく、
ある程度長いスパンで利益を出すように考える必要があるでしょう。
特に初心者の場合は、東証1部の銘柄のほうが良いといわれています。
これは東証1部の銘柄というのは、大手企業が多く、値動きが緩やかだからです。
ですから、利益になるとしても、その動きはとてもゆっくりですから、数か月は値動きを見ながら損益を確定していくことになるでしょう。

新興市場銘柄だと、もっと値動きが激しくなるので、短期間で資産を増やしたいという人にとって魅力的に見えるかもしれません。
確かに、うまくいけば短期間でお金を増やすこともできるでしょうが、逆を言えば短期間でお金をかなり減らしてしまう可能性だってあります。
将来に備えた資産運用としての株式投資を考えるのであれば、いかにして安全に資産を増やせるようになるのかを考える必要があります。
そして、逆にリスクが高い銘柄を選ばない、損切をしっかりとすることも忘れてはいけません。
将来に備えた資産運用としての株式投資で最も求められることは、利益よりもリスクヘッジなのだという事は覚えておいてください。