投資には基本と言われる事項がいくつかあります。
その中でも、一般的によく言われるのが、分散投資と長期的視点、余裕資金活用の3つが基本とされています。
まず、分散投資は、色々な分野の株や投資方法に資金を分散することで、リスクを抑えるという投資方法です。
この方法は、年金や投資信託などもよく行なっている手法であり、安全性の高い投資方法となっています。
好きな企業の株だからといって、全力でその企業に投資してしまう人がいます。
しかし、企業の株というのは、不良品を出してしまったり、突発的な事故が起こるなど、何が起こるかわかりません。
一つの企業に集中して投資していると、何か起こった時のリスクが大きすぎると言えるでしょう。
特に、集中投資で失敗者が多いのが、IT系企業への投資です。
IT系企業は、大きく伸びる時には伸びますが、旬を過ぎると一気にしぼんでしまうことも少なくありません。
IT系に投資した場合には、安全と言われるインフラ系にも投資して、バランスを取るようにする投資方法などがおすすめとなっています。
次に、長期的な視点が投資の基本となっています。
投資は、ある程度長い目で見ることが重要になります。
焦って目先の取引ばかりしていると、なかなか儲けることができません。
デイトレードなどでも、長期的なトレンドを予想しつつ行なうことで、勝つことができます。
国や産業分野によっても、長期的に伸びそうなところ、伸びそうにないところなどがあります。
大きな長期的な動きを視野に入れつつ、投資を行なうことが重要です。
最後に、余裕資金活用が投資の基本となっています。
投資は焦ったら負けてしまうので、焦らないように余裕資金で行なう必要があります。
冷静に分析したり、一時的に下がってもぐっと我慢できるだけの力を得るには、余裕資金で取引をしていることが必須条件です。
これら投資の3原則をしっかりと守ることが、投資の基本だと言えるでしょう。