以前は株式投資というと、中高年の人で相当お金を持っている人が行うというイメージがとても強かったと思います。
事実、株についてのセミナーなどに参加をしている人も中高年の富裕層の人がほとんどでした。

しかし、最近は若い人で、社会人になって勉強のために株を始める人が多くなっています。
さらに、株式の信用取引の資金に対しての規制緩和が実施されることが決まったことで、これまでよりも必要資金が少なくても、
株式投資ができるようになったのです。
これによって、中高年よりもお金を持っていない若者世代でも株を始めやすくなりました
どうして、若い人たちが株式投資をするようになったのかというと、自分の将来に不安を感じているからという理由がとても多いです。
いつ会社が倒産をするか分かりませんし、終身雇用だってありません。
ボーナスもカットされ、自分たちが老後を迎えるころには年金だってどうなるか分かりません。
そんな将来的な不安を感じているため、少しでも明るい将来を手に入れるために、資産運用をしようとしているのです。

社会人になって勉強のために株を始めるのであれば、これだけは忘れてはいけないことがあります。
それは、投資というのは100%利益を出すことができる保証があるわけではないと言う事です。
また、利益を出していきたいというのであれば、数日スパンで収益を見ていくのではなく、1年スパンでの総損益を見る必要があります。
株式投資という、資産運用は長期的に行い、最終的に利益を出すことを考える必要があります。
これから株を始めたいのであれば、自分の全財産を投入するのではなく、余剰資金で行うようにすること、
そして、しっかりと株式投資についての知識を深めてから、資金を投入することを徹底してください。